2018年9月18日13時時点に小林芳彦さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)
現在の為替相場の傾向や相場観
米ドル/円は先週14日(金)に112.17円付近の高値を付けて以降、一旦押し戻されている。現在は、M&A絡みの買いが本邦より出ている模様。日米や米中の貿易問題にプレッシャーがかかり、ここまでショートを振りやすかったことから、そのショートが残っており、112円台まではそのショートカバーも出るだろう。
現在の為替相場の戦略やスタンス
米ドル/円の日足チャートをみると、一目均衡表の雲も上抜けしており、トレンド的には上に抜けた感があることから、戦略としては押し目買い。前回110.50円付近は下値が堅かったことから、コアなレンジは110.50~112.50円という気もしつつ、今週の米ドル/円予想レンジは111.00~112.85円で考えている。
小林芳彦
1979年3月慶応義塾大学商学部卒、同4月株式会社協和銀行入行。 外国為替研修生・営業店外国為替業務経験後、1987年から本店資金為替部調査役。 インターバンク(フォワード)ディーラー・カスタマーデスクヘッドなどを歴任後、1989年10月よりクレディスイス銀行(資金為替部長)、1997年クレディスイス・ファーストボストン銀行(シニアセールス)、1998年バイエリッシェ・ヒポ・フェラインス銀行(為替資金部長)、2001年バンク・オブ・アメリカ(為替資金部営業部長)で当局を含め、数十社の法人顧客を担当。「ユーロマネー誌(日本語版)」顧客投票「日本のディーラー・ベストセールス部門」を6年連続第1位、過去7回受賞。「短期為替予測部門」を5年連続第1位受賞。
羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。