今まで投資をしたことがなく、「投資ってどんなもの?」「投資って難しそうで私にはムリ」と考えている投資未経験者や初心者の人のため、トウシルではまず、投資は難しくないことを伝えたいと思います。と同時に、投資のスタートラインに立つための知識を「投資の旅のしおり」として6回にわたって、紹介していきます。今回はその4回目です。
投資商品はどれにする?
投資する対象は、株式、投資信託(投信、ファンドとも言います)、ETF(イー・ティー・エフ:上場投資信託)、J-REIT(ジェイ-リート:不動産投資信託)、FX(エフエックス:外国為替証拠金取引)、債券(国債や社債など)、貴金属(金やプラチナなど)などがあります。投資商品によって、投資に必要な金額やリスクが異なります。
【ランキング】投資スタート時の取引商品
上のランキングは、投資スタートした人がはじめて投資した金融商品です。
「投資=株式」をイメージする人が多いように、株式取引がトップ、次いで「一括買い付けの投資信託」、そして「投資信託の積み立て」が続きます。
この中で初心者におすすめなのは「投資信託(積み立て)」です。理由は、少額から投資ができること、積み立て投資ができること、運用を投資の専門家に任せられること、分散投資によってリスクを抑える効果が期待できるメリットがあることなどです。
投資信託は、株式や債券と言ったいろいろな金融商品をパッケージにして運用したもの。
例えば、運用先を日本の株式だけにしてパッケージしたタイプ、主な運用先を先進国の株式にしたタイプ、運用先を新興国の株にしたタイプ、株と債券、不動産などでバランスよく運用するタイプなど、たくさんの種類があります。
そのため、いろんな特徴がある投資信託を3本、4本と買い増やしていくことで、自然と投資先を分散した自分だけのポートフォリオ(投資商品の組み合わせ)を作ることもできます。ちなみに投資信託の種類を数えるときは「1本」「2本」と表現することが多いようです。同じ投資信託の取引単位は「口」で表現され、ウェブサイトなどで提示されている価格は、1万口当たりの基準価額を表しています。
また、投資にとって「分散」はとても重要なキーワードです。覚えていてください。
投資の旅のしおり
この「投資の旅のしおり」を使って、投資の準備を始めましょう。
(2)目的地を決める
(4)投資商品はどれにする?<現在地>
(5)どこに口座を開設する?
(6)投資した商品の情報をどう収集する?
トウシル編集チーム
楽天証券
楽天証券の投資情報メディア「トウシル」を運営しています。トウシルのテーマは「お金と投資をもっと身近に」です。投資は、お金に振り回されないためにできることのひとつ。でも、リスクもありますし、むずかしくもあります。トウシルでは、みなさんが投資に対してお持ちの疑問や不安を減らし、投資へのハードルをさげるためのコンテンツを提供します。
(提供=トウシル)
・【7年連続なるか?】「年末高」を攻略せよ!注目株、アノマリー攻略法
・【優待名人・桐谷広人】超カンタン![桐谷式]株主優待のはじめ方と銘柄セレクト術
・【ムダな損を減らそう】投資で失敗しないために破ってはいけないルール
・【じぶん年金】iDeCo(イデコ)って何?節税メリットと注意点を総ざらい
・【なぜあなたは失敗するのか】投資で失敗しないためのルール。塩漬け株、行動心理学、お金が増えない人の共通点