2018年10月17日8時過ぎに西原宏一さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材
(画像=PIXTA)

昨日16日(火)のNY市場では米株が大幅反発。NYダウは2.2%、ナスダックは2.9%急反発した。米投資銀行の業績が好調だったこともその要因である。モルガン・スタンレーは債券、株式、投資銀行の主要事業が予想を超えて好調で、モルガン・スタンレーは5.7%高、同投資銀行のゴールドマン・サックスも3.00%高だった。一方で、サウジアラビアのムハンマド皇太子は記者失踪事件について一切関知していないと、トランプ米大統領がTwitterで言明した。ただ、サウジ投資会議にはHSBCやクレディ・スイスなどは参加を見送る方針で、サウジアラビアにとっては打撃となる。今後の行方に注目したい。

現在の為替相場の戦略やスタンス

本日17日(水)からEU首脳会議が開始する。マーケットの乱高下が予想され、英ポンド絡みのトレードはリスク管理をしっかりと行いたい。米株は反発しているが、サウジアラビア情勢が不透明なことから、米ドル/円は戻り売りスタンスで臨みたい。

西原 宏一(にしはら こういち) 株式会社ダイヤモンド・フィナンシャル・リサーチ
青山学院大学卒業後、1985年に大手米系銀行のシティバンク東京支店へ入行。1996年まで同行に為替部門チーフトレーダーとして在籍。その後、活躍の場を海外へ移し、ドイツ銀行ロンドン支店でジャパンデスク・ヘッド、シンガポール開発銀行シンガポール本店でプロプライアタリー・ディーラー等を歴任した後、独立。ロンドン、シンガポール、香港など海外ヘッジファンドとの交流が深く、独自の情報網を持つ。ザイFX!にて「西原宏一のヘッジファンドの思惑」を連載中。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。