2018年10月30日11時すぎに小林芳彦さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)
現在の為替相場の傾向や相場観
米ドル/円はここまで跳ねると思っていなかったが、思ったより吹き上がっている。日足の21日移動平均線が上値を止めている状況で21日移動平均線に達すると上値が垂れてきている。現状21日移動平均線は112.69円付近を指しているが、この21日移動平均線を上回ったとしても113円より上は重いだろう。
現在の為替相場の戦略やスタンス
今週の米ドル/円の予想レンジは、もうほぼ予想レンジに近づいてはいるものの、110.80~112.80円。戦略としては、基本は戻り売りスタンス。21日移動平均線を抜けて112.80円の絡むところは売りから入り、111円台のミドルで半分、前半で半分買戻したい。また110円台にかけては、押したところで買い場探しをしたいと思っている。
小林芳彦
1979年3月慶応義塾大学商学部卒、同4月株式会社協和銀行入行。 外国為替研修生・営業店外国為替業務経験後、1987年から本店資金為替部調査役。 インターバンク(フォワード)ディーラー・カスタマーデスクヘッドなどを歴任後、1989年10月よりクレディスイス銀行(資金為替部長)、1997年クレディスイス・ファーストボストン銀行(シニアセールス)、1998年バイエリッシェ・ヒポ・フェラインス銀行(為替資金部長)、2001年バンク・オブ・アメリカ(為替資金部営業部長)で当局を含め、数十社の法人顧客を担当。「ユーロマネー誌(日本語版)」顧客投票「日本のディーラー・ベストセールス部門」を6年連続第1位、過去7回受賞。「短期為替予測部門」を5年連続第1位受賞。
羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。