【連載】米国株「テンバガー」予備軍
メサ航空グループ(Mesa Air Group)は、米国のハブ空港と地方空港の間を結ぶ近距離・中距離の路線を運航するリージョナル(地域)航空会社である。
一度は倒産を経験、不死鳥のようによみがえる
主要顧客である世界最大の航空会社アメリカン航空と、世界第3位のユナイテッド航空のハブ空港に乗客を往復で運ぶため、主に70席以上の大型リージョナルジェット機を運用して38州110都市、首都ワシントンおよびカナダ、メキシコ、キューバ、バハマを毎日600以上の便で結んでいる。
1982年にニューメキシコ州で1機の6人乗り小型機でローカル路線を運航したのが始まりで、2008年の金融危機後の需要落ち込みで2010年1月に倒産するも、不死鳥のようによみがえり、2018年8月9日にナスダック市場で新規株式公開(IPO)を果たした。