2018年11月7日8時過ぎに西原宏一さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材
(画像=PIXTA)

米中間選挙は本日7日(水)日本時間午前10時に米東部の大半で投票が締め切られる。キャリフォルニアで締め切られる午後1時頃までには下院をどちらの党が制したかの大勢が判明する予定。ブルーウエイブ(民主党の挽回)が期待される東海岸では、降雨が投票所への足に影響すると懸念されている。マーケットは米中間選挙の結果待ち。

現在の為替相場の戦略やスタンス

そんな中英ポンドは続伸。英国のメイ首相が、欧州連合(EU)離脱合意案の承認を閣議に求めるとの見方が広がったことが要因だ。既報のようにこのところブレグジットに関する楽観的な見方が広がっており、英ポンドを押し上げる要因となっている。英ポンド/米ドルは一時1.31ドル台を回復。現在も1.3100ドルレベルで推移している。マーケットは米中間選挙の結果待ちであるため、リスク管理は慎重に行ないたいところだが、トレードは英ポンド/米ドルの押し目買いスタンス継続で臨みたい。

西原 宏一(にしはら こういち) 株式会社ダイヤモンド・フィナンシャル・リサーチ
青山学院大学卒業後、1985年に大手米系銀行のシティバンク東京支店へ入行。1996年まで同行に為替部門チーフトレーダーとして在籍。その後、活躍の場を海外へ移し、ドイツ銀行ロンドン支店でジャパンデスク・ヘッド、シンガポール開発銀行シンガポール本店でプロプライアタリー・ディーラー等を歴任した後、独立。ロンドン、シンガポール、香港など海外ヘッジファンドとの交流が深く、独自の情報網を持つ。ザイFX!にて「西原宏一のヘッジファンドの思惑」を連載中。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。