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【目次】
①ベルトラIPOの基礎情報
②ビジネスモデル解説(執筆=株価プレス管理人)【12/14更新】 ※一部有料会員限定
③IPOジャパン編集長 西堀敬 氏のコメント【12/13更新】 ※有料会員限定

会社名
ベルトラ
コード
7048
市場
マザーズ
業種
サービス業
売買単位
100株
代表者名
二木 渉 /1971年生
本店所在地
東京都中央区八重洲1-6-6
設立年
1991年
従業員数
142人 (2018/10/31現在)(平均34.87歳、年収544.8万円)、連結239人
事業内容
海外・国内の現地体験型オプショナルツアー専門のオンライン予約サイトの運営
URL
https://www.veltra.com/
株主数
15人 (目論見書より)
資本金
176,070,000円 (2018/11/19現在)
上場時発行済み株数
28,110,000株(別に潜在株式1,329,300株)
公開株数
3,588,000株(公募1,500,000株、売り出し1,620,000株、オーバーアロットメント468,000株)
調達資金使途
システム開発費、販促費、採用・育成費
連結会社
8社
スケジュール
仮条件決定:2018/12/04→360円~384円に決定
ブックビルディング期間:2018/12/06 - 12/12
公開価格決定:2018/12/13→384円に決定
申込期間:2018/12/14 - 12/19
払込期日:2018/12/24
上場日:2018/12/25→初値514円
シンジケート ※会社名をクリックすると外部サイトへ飛びます
主幹事証券:野村證券
引受証券:SMBC日興証券(SMBC日興証券の詳細記事はこちら)
引受証券:SBI証券 (SBI証券の詳細記事はこちら)
引受証券:みずほ証券
引受証券:マネックス証券 (マネックス証券の詳細記事はこちら)
引受証券:松井証券 注目のIPO(新規公開銘柄)。松井証券の取扱銘柄はこちら。
大株主
Paxalan S.a` r.l. 9,810,000株 35.11%
斉藤 精良 4,260,000株 15.25%
(株)プレンティー 3,770,000株 13.49%
永島 徹三 3,270,000株 11.70%
二木 渉 2,130,000株 7.62%
渋谷 剛 1,430,000株 5.12%
SBI Ventures Two(株) 1,090,000株 3.90%
万年 良子 510,000株 1.83%
倉上 智晴 230,000株 0.82%
マルタスインベストメント1号投組 200,000株 0.72%
業績動向(単位:百万円)売上高 営業利益 経常利益 純利益
2016/12 連結実績 2,312 19 -169 -714
2017/12 連結実績 2,825 89 35 35
2018/12 連結予想 3,346 392 286 141
2018/12 連結3Q累計実績 2,465 278 202 73
ロックアップ情報
指定された株主は上場後90日目の平成31年3月24日までは普通株式の売却ができず(例外あり)
調達額(公開株数×公開価格)
13億7779万2000円(3,588,000株×384円)
潜在株数(ストックオプション)
1,329,300株
ビジネスモデル解説(執筆=株価プレス管理人)
ベルトラ<7048>は海外及び国内の現地体験型オプショナルツアー専門の、オンライン予約サイトの運営企業である。

同社及び連結子会社8社から構成されており、国内及び海外の145ヶ国の現地体験型オプショナルツアー(現地体験ツアー)を提供している。


■事業内容について
同社が運営する「VELTRA」は、日本語・英語・中国語・韓国語の4言語に対応したWebサイトを展開中である。

「VELTRA」は国内及び世界145ヶ国、約5000社の催行会社と直接契約し、観光ツアー・文化体験・エンターテインメント・美術館・博物館などの、幅広い現地体験ツアーを提供している。

主力である日本語サイトでは1万3千点以上の旅行商品を提供しており、全言語では3万点以上の旅行商品を掲載している。

IPOレポート
(画像=新株式発行並びに株式売出届出目論見書)

■旅行関連企業に対するサービスインフラ供給も手掛ける
同社では約5000社の催行会社と直接契約している。またサービス展開を支えるシステムを、インフラとして保有する。同社取扱いのサービスは自社サイトのみならず、1万以上の国内・海外オンライン旅行事業者、対面の旅行事業者、同社とFC契約で展開の旅行事業者等に対しても提供中である。

同社サービスインフラを利用する事で、旅行事業者は自社で現地体験ツアーの事業を立ち上げることなく同社システムにアクセスするのみで、顧客に対して現地体験ツアーのサービス提供が可能というメリットがある。

同社は各事業者とのシステム連携の強化を推進しており、提携先のマイルなどの企業通貨を現地体験ツアーの支払に利用できるサービス等を随時拡大している。

IPOレポート
(画像=新株式発行並びに株式売出届出目論見書)

■部門別営業収益
同社の営業収益(売上高に該当)は、主に日本人の海外旅行向けサービスを提供する「海外旅行部門」、訪日旅行者向けのサービスを提供する「インバウンド部門」、グローバルな旅行者向けに世界各地のサービスを提供する「グローバル部門」から構成されている。

2017年12月期 営業収益28億円
・海外旅行部門 24億円
・インバウンド部門 0.3億円
・グローバル部門 3.5億円
・その他 0.4億円

2018年12月期(予想) 営業収益33億円
・海外旅行部門 30億円
・インバウンド部門 0.5億円
・グローバル部門 2.0億円
・その他 0億円

部門別では海外旅行部門が営業収益の大半を占めている。よって日本人旅行者が海外旅行の際に、現地体験ツアーで同社サービスを利用するケースが大半の状態である。


■業績推移
2015年12月期 営業収益16億円、経常利益4.0億円、当期純利益2.3億円
2016年12月期 営業収益23億円、経常利益▲1.7億円、当期純利益▲7.1億円
2017年12月期 営業収益28億円、経常利益0.4億円、当期純利益0.4億円
2018年12月期(予想) 営業収益33億円、経常利益2.9億円、当期純利益1.4億円
※2016年12月期より連結決算

順調に増収を重ねているが、2016年12月期には当期純利益▲7.1億円もの赤字を計上。ただし2017年12期は黒字化しており、当期(2018年12期)も黒字化の予想である。

当期は営業収益30億円超えを予想しており、また経常利益も約3億円の予想。Q3(累計)で営業収益25億円、経常利益2.0億円となっており、進捗率は営業収益74%、経常利益71%と、通期予想達成に向け順調に進捗している。

IPOレポート
(画像=新株式発行並びに株式売出届出目論見書)

■財務状況
2017年12月期時点で総資産合計37億円に対して、純資産合計5.4億円であり、自己資本比率は15%となっている。

借入金7.4億円に対して、現預金23億円を有しており、実質的には無借金会社である。旅行会社は旅行者より旅行代金を事前に受け取るため、貸借対照表上(B/S)の貸方に前受金が9.6億円存在している。

また同社サービス展開に欠かせないソフトウエアについて、B/Sの借方に3.4億円がソフトウェア・ソフトウェア仮勘定として資産計上がなされている。


■資金使途
IPOにより6.4億円の資金調達を行い、下記の使途を予定している。

・基幹システムの開発・改良 3.0億円
・プロモーション費用 2.5億円
・人材の採用・育成 0.9億円

設備投資として同社サービスを支えるシステムの開発・改良に3.0億円、事業拡大のためのプロモーション及び人材採用のために3.4億円を投じる予定である。


■株主状況
同社の共同創業者が経営するPaxalan S.à r.l.が株主シェア35%の筆頭株主である。

7位株主のSBI Ventures Two株式会社(株主シェア3.9%)、10位株主のマルタスインベストメント1号投資事業有限責任組合(同0.7%)の2社のVCが株主として参入している。


■今後の注目ポイント