2018年12月7日8時過ぎに西原宏一さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材
(画像=PIXTA)

昨日6日(木)のNY市場では原油が大幅安。OPECは減産規模で合意できず。アトランタ連銀のボスティック総裁は中立金利まで「大声の届く距離」にあるとコメント。ダラス連銀のカプラン総裁は景気鈍化を理由に利上げに慎重になるように促した。結果、2019年の米利上げ観測は大幅に後退。市場が織り込む来年の利上げ幅は、今週に入って大幅に縮小。再来週19日(水)のFEDの利上げ織り込み度も69.1%までに低下した。

現在の為替相場の戦略やスタンス

休場明けの米国株は続落するも、ハイテク株が底堅く推移したことから午後に入って下げ渋る展開。米ドル/円は一時112.24円まで下落した。米国株の下げ幅縮小とともに、112円台後半まで値を戻すも米金利の低下から上値は限定的。戦略としては米ドル/円の戻り売り継続で。

西原 宏一(にしはら こういち) 株式会社ダイヤモンド・フィナンシャル・リサーチ
青山学院大学卒業後、1985年に大手米系銀行のシティバンク東京支店へ入行。1996年まで同行に為替部門チーフトレーダーとして在籍。その後、活躍の場を海外へ移し、ドイツ銀行ロンドン支店でジャパンデスク・ヘッド、シンガポール開発銀行シンガポール本店でプロプライアタリー・ディーラー等を歴任した後、独立。ロンドン、シンガポール、香港など海外ヘッジファンドとの交流が深く、独自の情報網を持つ。ザイFX!にて「西原宏一のヘッジファンドの思惑」を連載中。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。