アップル・ショック

アップル・ショック
(画像=トウシル)

アップルが2019年1月2日引け後、利益警告しました。それによると第1四半期(12月期)の売上高ガイダンスは840億ドルへ引き下げられます。ちなみに旧ガイダンスは890億~930億ドル、コンセンサスは913.7億ドルでした。

売上不振の原因はiPhoneが売れていないことによります。中国のアップル店舗への来店客が減り、売上が著しく減速したのです。米中貿易戦争が影を落としていると考えられます。

さらに米国市場では、通信会社がハンドセットに対する補助金を相次いで減額したため、高価なiPhoneが売れにくくなっています。

これが「アップル・ショック」の概要です。米国株式市場は1月3日、急落を演じました。

先週金曜日のNFPが強く、市場は回復

その翌日、1月4日(金)はNFP(非農業部門雇用者数)が31.2万人と強かったため、NY市場は一転して急騰しました。

グラフ1
(画像=トウシル)