「どうやって食べていけばいい?」最大の関心事に対する答え

この本を読めば、読者は自分がマルチ・ポテンシャライトかどうかがわかるし、「セルフチェック」のワークをすれば、自分がどのタイプのマルチ・ポテンシャライトかを知ることができる。そして、興味があること、情熱を覚えること、すでに持っている知識やスキルを組み合わせ、理想のキャリアをカスタマイズするよう導かれる。

ワークモデル別に紹介される事例も、決して奇抜なものではないので、「こんな働き方があるのか」「これならできるかも」と、はじめの一歩を踏み出すヒントがもらえる。「自分がマルチ・ポテンシャライトなのはわかったけど、一体どうやって食べていけばいいの?」という最大の問いに答えるべく、知恵を絞って書かれた本だ。

ちなみに、最終章は、マルチ・ポテンシャライトが抱えがちな「4つの不安」への対処法に費やされているので、迷ったとき、心が折れたときのガイドにもなるだろう。