2019年2月15日10時過ぎに西原宏一さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材
(画像=PIXTA)

トランプ米大統領は政府の再閉鎖を回避する予算案に署名した。一方、国境の壁の追加予算を得るため、国家非常事態を宣言するとホワイトハウスのサンダース報道官が明らかにした。これに対し、ペロシ下院議長は宣言をした場合には法的に争う可能性を示唆。米小売売上高は12月に前月比1.2%減。これは過去9年で最大の減少率だ。コア売上高は1.8%減と2001年9月の同時多発テロ以降で最大の落ち込み。NYダウは反落し、ドルも下落。米ドル/円は110円ミドルに反落した。

現在の為替相場の戦略やスタンス

米ドル/円は6.60円~7.00円で方向性を切り返す傾向があり、その意味において、このステージの米ドル/円の上値めどは111.50~112.00円。戦略としては米ドル/円の戻り売りで臨みたい。

西原 宏一(にしはら こういち) 株式会社ダイヤモンド・フィナンシャル・リサーチ
青山学院大学卒業後、1985年に大手米系銀行のシティバンク東京支店へ入行。1996年まで同行に為替部門チーフトレーダーとして在籍。その後、活躍の場を海外へ移し、ドイツ銀行ロンドン支店でジャパンデスク・ヘッド、シンガポール開発銀行シンガポール本店でプロプライアタリー・ディーラー等を歴任した後、独立。ロンドン、シンガポール、香港など海外ヘッジファンドとの交流が深く、独自の情報網を持つ。ザイFX!にて「西原宏一のヘッジファンドの思惑」を連載中。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。