☆ テクニカル分析 ☆    日経平均   何とか基準線や雲、75日移動平均線にサポートされた形です。ここから反発なるかどうかというところですが、25日移動平均線や23,600円の節目で上値を押さえられそうです。

 ☆ 本間宗久相場三昧伝 ☆

 「ホレみたことかっ!」となりました。これまで、新型コロナウイルスの影響は全く関係ないかのように米国株は上昇を続け、アップルも高値圏で値持ちの良い動きとなっていましたが、改めて新型コロナウイルスの影響だけでもないのでしょうが、芳しくない業績が懸念されたということです。

 日本企業も未だにファーストリテイリング(9983)などは堅調な地合いが続いていますが、新型コロナウイルスの影響はかなり大きいのではないかと思います。先日からずっと言っていますがここでファーストリテイリングの株を買い上がる理由が分かりません。

 業績面から売られ過ぎているとか、既に芳しくない業績を織り込んでいるということでしたら分からないでもないのですが、これだけ店舗の閉鎖やイベントの中止が広がっているなかで、株価に織り込んでいるとは思われません。買われ過ぎ銘柄は需給だけの動きですから、空売りが減少すると一気に大きく売られることになるのでしょう。

 買い戻し一巡となったものから売られるのではないかと昨日コメントしましたが、まだ逆日歩がついている銘柄も多く、下げ渋る場面もありそうです。ただ、買戻し一巡となると一気に売られるということになるので、空売りが積み上がるかどうかは常に注目しているといいと思います。(提供:Investing.comより)

著者:清水 洋介