「窓埋め」どころか一気に次の節目である23,200円を試す動きになりました。この水準で下げ渋りはするのでしょうが、指数に影響の大きな銘柄でも空売りが減少しているものも見られ、買戻し一巡となったものから売り急ぐ動きになると23,000円を試す動きもあるのでしょう。逆に空売りが積み上がってくれば、23,400円台まで戻すことになりそうです。
引き続き売られ過ぎ銘柄に注目です。ブリヂストン(5108)やJT(2914)、三菱商事(8058)などは底堅さが見られ、ゆうちょ銀行(7182)なども配当期待で買えるということでしょう。逆に松屋(8237)や三越伊勢丹(3099)など百貨店株はまだまだ買えないのかもしれませんが、株主優待での採算を考えるとそろそろ底堅さが見られるのではないかと思います。
三越伊勢丹(3099)は大きく下落していますが、底値水準まで下落となりました。「ダブルボトム」となるかどうかというところですが、株主優待を考えると「良いところ」ということかもしれません。2月決算銘柄の松屋(8237)やJフロント(3086)などに比べて売られ過ぎという感じです。
本日の日経平均 の予想レンジ
23,100円 ~ 23,400円
為替の予想レンジ
1ドル=109.60円 ~ 110.00円(提供:Investing.comより)
著者:清水 洋介