株式投資では株価の値上がりに関心が向かいやすいといえますが、株式投資には配当や株主優待といった魅力もあります。こうしたなか6月は3月決算銘柄に次いで企業数が多い12月決算銘柄の中間期であることから比較的多くの高配当銘柄をみつけることができます。そこで今回は中間配当を実施予定の12月決算企業のなかから配当利回りが3%以上の銘柄をピックアップしてみました。
そのなかにはJT(2914)のように配当利回りが7%を超えるものがあるほか、日本カーボン(5302)や日本電気硝子(5214)、GCA(2174)、ヒノキヤグループ(1413)、ビーピー・カストロール(5015)のように5%を上回るものもあります。また、スター精密(7718)やCAC Holdings(4725)では4%台後半の配当利回りとなっています。なお、取り上げた銘柄の権利付き最終売買日は6月26日です。
金山敏之(かなやま・としゆき)
マネックス証券 シニア・マーケットアナリスト
国内証券会社の投資情報部にて、営業向けの個別銘柄・業績動向分析レポートを担当、その後、外資系証券などを経て、2007年4月より現職。国内市況、業種、および個別銘柄に関する分析を担当。「マーケットメール」コラムの執筆を行う。日本証券アナリスト協会検定会員。
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