株式投資は株価の値上がりに関心が向かいがちですが、株式投資には配当や株主優待といった魅力もあります。そこで今回は7月に権利が確定する主な株主優待を取り上げてみました。本決算を迎える7月決算銘柄、中間期の1月決算銘柄は企業数が限られることから7月は優待銘柄も多いとはいえません。しかし、それでも魅力的な優待を幾つかみつけることができます。

投資のヒント
(画像=PIXTA)

例えば鳥貴族(3193)や丸千代山岡家(3399)、バルニバービー(3418)などの食事券に加えて、JMホールディングス(3539)の精肉関連商品や総合商研(7850)の北海道の特産品などといった優待もあります。また、クオカードや図書カードといった定番の優待も揃っています。なお、取り上げた銘柄の権利付き最終売買日は7月29日です。

7月の主な株主優待銘柄
(画像=マネックス証券)

金山敏之(かなやま・としゆき)
マネックス証券 シニア・マーケットアナリスト
国内証券会社の投資情報部にて、営業向けの個別銘柄・業績動向分析レポートを担当、その後、外資系証券などを経て、2007年4月より現職。国内市況、業種、および個別銘柄に関する分析を担当。「マーケットメール」コラムの執筆を行う。日本証券アナリスト協会検定会員。

【関連リンク マネックス証券より】
2020年6月米国雇用統計プレビュー
膠着相場から上抜けるきっかけは
今年前半の相場を振り返って
自粛の理由
米国株、クリティカルなポイント 短期トレードならヘッジを推奨