7月下旬からスタートした3月決算企業の第1四半期決算発表と並行して行われていた12月決算企業の上期決算発表も一部を除いて先月中旬でほぼ終わりとなりましたが、その結果をみると新型コロナウイルスの感染拡大を受けて厳しい決算となる企業が目立ちました。しかし、その一方でそうした環境のなかでも増益を予想する企業もみられます。
そして増益を予想する企業のなかには最高益の更新が見込まれる銘柄もあります。そこで今回は二桁の増益で最高益の更新が予想される12月決算銘柄をピックアップしてみました。例えばライオン(4912)では前期比32%以上の営業増益で2018年12月期の最高益を更新する見通しとなっているほか、MonotaRO(3064)でも17%余りの増益で2019年12月期の最高益を更新する見込みとなっています。
金山敏之(かなやま・としゆき)
マネックス証券 シニア・マーケットアナリスト
国内証券会社の投資情報部にて、営業向けの個別銘柄・業績動向分析レポートを担当、その後、外資系証券などを経て、2007年4月より現職。国内市況、業種、および個別銘柄に関する分析を担当。「マーケットメール」コラムの執筆を行う。日本証券アナリスト協会検定会員。
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