株式投資では株価の値上がりに関心が向かいやすいといえますが、株式投資には配当といった魅力もあります。そうしたなか9月は3月決算銘柄の中間期末ということもあって配当利回りの高い銘柄を数多くみつけることができます。そこで今回は日本を代表する企業のなかから配当利回りが高い銘柄を取り上げてみました。

投資のヒント
(画像=PIXTA)

具体的には中間配当を実施予定のTOPIX100採用の3月決算銘柄のなかから配当利回りが3%以上のものをピックアップしてみました。そのなかには配当利回りが6%を超えるものもありソフトバンク(9434)では7%近い配当利回りとなっています。また、三井住友フィナンシャルグループ(8316)でも6%余りの配当利回りとなっています。なお、取り上げた銘柄の権利付き最終売買日は9月28日です。

配当利回り3%以上のTOPIX100採用の3月決算銘柄
(画像=マネックス証券)

金山敏之(かなやま・としゆき)
マネックス証券 シニア・マーケットアナリスト
国内証券会社の投資情報部にて、営業向けの個別銘柄・業績動向分析レポートを担当、その後、外資系証券などを経て、2007年4月より現職。国内市況、業種、および個別銘柄に関する分析を担当。「マーケットメール」コラムの執筆を行う。日本証券アナリスト協会検定会員。

関連リンク マネックス証券より】
足元の米国株安はリスクオフ - GAFAは押し目買いのタイミングか
空前絶後のカネ余り×「永遠のゼロ」=今度ばかりはインフレに
金融政策ウィークの総括:“緩和負け”の日本にくすぶる円高リスク
今後のマーケットにおけるリスク要因、上昇の材料は?
米国株相場展望‐大統領選へ向けて株価はどう動くか