株式投資では株価の値上がりに関心が向かいやすいといえますが、株式投資には配当といった魅力もあります。そうしたなか9月は3月決算銘柄の中間期末ということもあって配当利回りの高い銘柄を数多くみつけることができます。そこで投資のヒントでは日本を代表する企業や中型株のなかから配当利回りが高いものを取り上げてきましたが、今回は最高益予想で配当利回りが高いものをリストアップしてみました。

投資のヒント
(画像=PIXTA)

具体的には営業利益の会社予想が最高益を更新する見込みとなっている3月決算銘柄のなかから配当利回りが2%以上のものをピックアップしてみました。例えば2020年3月期の最高益を更新する見通しとなっているソフトバンク(9434)では配当利回りが7%に近い水準となっているほか、同じく2020年3月期の最高益を更新する見通しのKDDI(9433)でも4%台前半の配当利回りとなっています。なお、取り上げた銘柄の権利付き最終売買日は9月28日です。

最高益更新予想で配当利回りが2%以上の3月決算銘柄
(画像=マネックス証券)

金山敏之(かなやま・としゆき)
マネックス証券 シニア・マーケットアナリスト
国内証券会社の投資情報部にて、営業向けの個別銘柄・業績動向分析レポートを担当、その後、外資系証券などを経て、2007年4月より現職。国内市況、業種、および個別銘柄に関する分析を担当。「マーケットメール」コラムの執筆を行う。日本証券アナリスト協会検定会員。

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