2020年9月28日10時時点に齊藤トモラニさんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材
(画像=PIXTA)

米国株はナスダックを除いてダウ、S&P500は4週連続の下げとなっている。ただ、日経平均は米国株とデカップリング状態で下がっていない。米ドル(インデックス)は先週は最高値に近いところで引けた。今週初めは少し調整の下げが考えられるが、中長期的な上昇トレンドに変化はないだろう。なので、ドルストレートは週初、若干戻すものの今週は再び売られるのではないだろうか。

現在の為替相場の戦略やスタンス

米ドル/円は105.70円まで買われたが、105.55円で引けている。ただ、日米の実質金利差は広がりつつあり、米ドル/円の頭は重いかもしれない。今週の目玉は、明後日30日(水)日本時間午前に行われる、トランプ、バイデン両氏の、最初のディベートと最後のブレグジット交渉ラウンドのスタート。また10月2日(金)は9月の雇用統計が発表になる。米ドル/円の60分足チャートから見ると短期的には105.18円を切るかどうかだ。もし105.18円にサポートされていれば短期的には買いかと思ってみているが、その時には一旦抜いた斜めラインの延長線には注意したいところ。

齊藤 トモラニ(トレーダー兼セミナー講師)
ウインインベストジャパンのFXトレーダー兼インストラクター。2006年11月の杉田勝FXセミナーの受講生。セミナー受講後、FXでの利益が給料を上回るようになる。その後、トレーダー兼講師として弊社へ入社。抜群のFXトレードセンスを持ち、セミナー受講生から絶大な評判を得る。「トモラニ」の愛称で親しまれている。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。