2020年10月13日11時過ぎに志摩力男さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材
(画像=PIXTA)

基本的に米大統領選挙待ちのフェーズに入ってきた。よって、主要通貨があまり動かなくなってきている。大統領選の支持率や賭けサイトの動向を見ると、民主党バイデン氏の勝利が濃厚だが、選挙なのでここから何が起こるかはわからない。

現在の為替相場の戦略やスタンス

目下の最大の焦点はブレグジットの動向だ。明後日15日(木)はジョンソン英首相が設定した期限だが、それ以降も英国とEUの間で協議を続けることで合意されている。ここにきて急速に歩み寄りが見られているため、ハードブレグジットは回避され、最小限のFTA(自由貿易協定)が締結されるものと思われる。そうなるとおそらくポンドが上昇し、ユーロ/英ポンドで0.87ポンド方向への動きを期待したい。

志摩力男
慶應義塾大学経済学部卒。1988年~1995年ゴールドマン・サックス、2006-2008年ドイツ証券等、大手金融機関にてプロップトレーダーを歴任、その後香港にてマクロヘッジファンドマネージャー。独立した後も、世界各地のヘッジファンドや有力トレーダーと交流があり、現在も現役トレーダーとして活躍する。志摩力男の実践リアルトレード

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。