2020年10月27日11時過ぎに志摩力男さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材
(画像=PIXTA)

現在は、来週11月3日(火)の米大統領選を控えて、為替相場は動きようがない状況。ただ、結果はどうなるかわからないものの、2回目の討論会を終えても、バイデン氏がかなり有利に戦いを進めているようだ。また、選挙後すぐに結果が出ないのではないかという懸念もある。というのは、郵便投票の集計にも時間が掛かることや、トランプ米大統領が、選挙結果をめぐる法廷闘争に踏み切る可能性もあるからだ。

現在の為替相場の戦略やスタンス

選挙が終わって、現状の流れのままトランプ氏が落選し、バイデン氏に決まった場合、民主党は上院を支配し、トリプルブルーになることが確定する。また為替はドル売りが進み、ユーロ/米ドルが結構な上昇を見せ、米ドル/円は急落し、103円台へ突入することも考えられる。今は待ちの姿勢で、選挙後の動きに備えたい。

志摩力男
慶應義塾大学経済学部卒。1988年~1995年ゴールドマン・サックス、2006-2008年ドイツ証券等、大手金融機関にてプロップトレーダーを歴任、その後香港にてマクロヘッジファンドマネージャー。独立した後も、世界各地のヘッジファンドや有力トレーダーと交流があり、現在も現役トレーダーとして活躍する。志摩力男の実践リアルトレード

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。