本記事は、由まもる氏の著書『逆境起業~非エリートたちの“反撃"大作戦』(クロスメディア・パブリッシング)の中から一部を抜粋・編集しています。
モノを持たないスタートのススメ
『逆境起業』というテーマだけに、「ヒトなし、モノなし、カネなし」。全部なし!という人も読んでくれていると思います。
でも、この「逆境」はなにも卑下することでもなく、僕もしかり、多くの経営者や成功者の方が、なにもないところからスタートし事を成し遂げていることは、歴史が証明してくれています。
ゼロからスタートは上等!そんななかでの「モノ」についての話です。
「俺はこんなプロダクトやサービスをしたい!」と明確なら、借金でもクラウドファンディングでも利用してスタートすればいいと思いますが、それがぼんやりしている人は、“なにも持たず”に、他社の「モノ」を売ることから、逆境起業を始めればいいと思います。
スタート時から在庫を持つなんてリスクでしかありません。売ってみたい商品を見つけて、「営業仲介」からスモールスタートで起業すればいいんです。
もしいま、売るものすらわからないという人がいるなら、僕にご一報ください。
不動産から香水、古物など、あらゆる商材があるので、興味のある分野からチャレンジできます。
【コメント】
僕の仲間には、元タクシードライバーで「いつか自分でビジネスがしたい!」という夢を持ち、「まずなにかしらの商売がしてみたい!」との思いから起業、いまでは関連会社社長を任せて小売業に邁進している人がいます。
また、不動産の仕事を経験してみたいと、本業もありながら、土日の時間を活かして“仲介”の週末起業をしている人もいたりしています。
一念発起で起業するもよし、副業から起業の実験をするのもアリです。
大切なのはチャレンジすること。その手助けを僕はしたいと思っています。
由まもる(よし・まもる)
1987年埼玉県生まれ。県内進学校に通うものの、父親の病気をきっかけに大学進学を断念。いくつものアルバイトを経て、20歳の時に個人事業主として不動産業を始め、23歳の時に法人設立。その後は保険代理店業や営業代行業、飲食業、教育事業など多岐にわたる事業の経営に関わる。現在は複数社の経営に関わりながら、投資家としても活躍。会社経営・投資活動のほか、起業・独立開業を中心とした講演や執筆活動にはげむ。
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逆境起業~非エリートたちの“反撃"大作戦