2021年6月2日10時過ぎに西原宏一さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)
現在の為替相場の傾向や相場観
昨日1日(火)、6月初日の為替相場は大きな動きはなし。米10年債利回りが1.63%台まで上昇したことを受けて米ドル/円は一時109.71円まで上昇。ただ、節目の110.00円には本邦輸出企業(噂では最も有名な自動車メーカー)がドル売り注文を並べているとの報道もあり上げ渋り。米ドル/円は現在相関性の高い米10年債利回りが1.8%に向けて再上昇しないとなかなかドル高が進行せず、結局109.50円レベルでクローズ。
現在の為替相場の戦略やスタンス
今年2021年3月の米ドル/円の急騰以降、為替市場はなかなか大きなトレンドが見えてこない。ただ調整はあるとしてもRBNZが動いたためNZドルの上値は拡大していると考えている。そのため、NZドル/円の押し目買い継続。
西原 宏一(にしはら こういち) 株式会社ダイヤモンド・フィナンシャル・リサーチ
青山学院大学卒業後、1985年に大手米系銀行のシティバンク東京支店へ入行。1996年まで同行に為替部門チーフトレーダーとして在籍。その後、活躍の場を海外へ移し、ドイツ銀行ロンドン支店でジャパンデスク・ヘッド、シンガポール開発銀行シンガポール本店でプロプライアタリー・ディーラー等を歴任した後、独立。ロンドン、シンガポール、香港など海外ヘッジファンドとの交流が深く、独自の情報網を持つ。ザイFX!にて「西原宏一のヘッジファンドの思惑」を連載中。
羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。