2021年6月3日11時時点に神田卓也さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)
現在の為替相場の傾向や相場観
米ドル/円は109.30円台をサポート、110.00円付近をレジスタンスとする狭い値幅の中で推移している。市場の関心は明日4日(金)の米5月雇用統計に向かっており、ドルは方向感が出にくい地合いとなっているようだ。
現在の為替相場の戦略やスタンス
本日3日(木)は雇用統計の前哨戦に位置付けられる米5月ADP全国雇用者数が発表される。市場予想は65万人増。同じく本日3日(木)発表される米新規失業保険申請件数の結果も踏まえながら、市場は米5月雇用統計の「期待値」を作り込んで行く事になるだろう。そうした中、米ドル/円は本日3日(木)も109円台でもみ合う展開が続きそうだ。
神田卓也
株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役調査部長上席研究員。1987年福岡大学法学部卒業後、第一証券(株)(現三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社)を経て、1991年(株)メイタン・トラディション入社。インターバンク市場にて、為替・資金・デリバティブ等の取引業務を担当し、国際金融市場に対する造詣を深める。2009年7月(株)外為どっとコム総合研究所入社。
羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。