2021年7月7日10時過ぎに西原宏一さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材
(画像=PIXTA)

7月に入り、早いもので今年も後半戦に入る。月が変わると相場が大きく変わる局面があるため今週の相場は重要。現在マーケットの注目は米ドル/円。ファンダメンタルズ中心に相場を組み立てている参加者は、基本米ドル/円は押し目買い。昨日6日(火)の米国株は引けにかけV字型反発となり、米国株は引き続き底難いとみていることも米ドル/円を底堅くみている背景だ。

現在の為替相場の戦略やスタンス

テクニカル中心にみているトレーダーは米ドル/円の調整を示唆。111円台後半から112.00円にかけては昨年からレジスタンスが密集しており、米ドル/円は上値トライに失敗し調整に入るとみている参加者が多数。西原氏が使用しているデマークインディケーターも米ドル/円の週足ベースではトップアウトを示唆。中期での米ドル/円は上昇トレンドのままだが、今週は調整による米ドル/円の思わぬ下落に警戒。

西原 宏一(にしはら こういち) 株式会社ダイヤモンド・フィナンシャル・リサーチ
青山学院大学卒業後、1985年に大手米系銀行のシティバンク東京支店へ入行。1996年まで同行に為替部門チーフトレーダーとして在籍。その後、活躍の場を海外へ移し、ドイツ銀行ロンドン支店でジャパンデスク・ヘッド、シンガポール開発銀行シンガポール本店でプロプライアタリー・ディーラー等を歴任した後、独立。ロンドン、シンガポール、香港など海外ヘッジファンドとの交流が深く、独自の情報網を持つ。ザイFX!にて「西原宏一のヘッジファンドの思惑」を連載中。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。