2021年7月16日10時過ぎに西原宏一さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材
(画像=PIXTA)

本日16日(金)日本時間早朝、NZドルが反発。要因はNZ統計局が本日16日(金)に発表した4~6月(第2四半期)消費者物価指数(CPI)が、RBNZの目標レンジを10年ぶりに上回ったためだ。これで11月ではなく、8月にRBNZが利上げに入る確率が87%まで上昇した。結果、RBNZが、今年中に2回の利上げがあるとの可能性も高まってきた。

現在の為替相場の戦略やスタンス

これまでのNZドルはRBNZの利上げ予測が高まって上昇したところが高値となり、反落しているものの、2回の利上げ確率も高まり、NZドル/米ドルの下値も0.69ドル台前半がサポートになり、切り上がっている。NZドル/米ドルの押し目買い継続で臨みたい。

西原 宏一(にしはら こういち) 株式会社ダイヤモンド・フィナンシャル・リサーチ
青山学院大学卒業後、1985年に大手米系銀行のシティバンク東京支店へ入行。1996年まで同行に為替部門チーフトレーダーとして在籍。その後、活躍の場を海外へ移し、ドイツ銀行ロンドン支店でジャパンデスク・ヘッド、シンガポール開発銀行シンガポール本店でプロプライアタリー・ディーラー等を歴任した後、独立。ロンドン、シンガポール、香港など海外ヘッジファンドとの交流が深く、独自の情報網を持つ。ザイFX!にて「西原宏一のヘッジファンドの思惑」を連載中。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。