2021年8月31日11時過ぎに志摩力男さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材
(画像=PIXTA)

本日31日(火)は月末のため、ロンドン仲値の動きで流れが決まるだろう。米国株が好調なので基本的にはドル売りになるが、米ドル/円以外でドル売りのようで、米ドル/円は堅調だ。

現在の為替相場の戦略やスタンス

注目されていたジャクソンホールでのパウエルFRB議長の発言は、ハト派的だったとマーケットでは解釈されているが、テーパリングが決まったことは事実。また先日、韓国が利上げしたが、今後不動産市況に対応するため、利上げせざるを得なくなる国が増えそうだ。次は当然ニュージーランドだろうし、欧州も次のECBでの「PEPPの購入金額減額の可能性」が取り沙汰されている。これから世界中で金利が上がっていくので、金利の上がらない円は徐々に取り残され、クロス円上昇の展開が予想される。

志摩力男
慶應義塾大学経済学部卒。1988年~1995年ゴールドマン・サックス、2006-2008年ドイツ証券等、大手金融機関にてプロップトレーダーを歴任、その後香港にてマクロヘッジファンドマネージャー。独立した後も、世界各地のヘッジファンドや有力トレーダーと交流があり、現在も現役トレーダーとして活躍する。志摩力男の実践リアルトレード

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。