2021年9月27日9時時点に齊藤トモラニさんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材
(画像=PIXTA)

先週24日(金)のドルはロンドン時間から買われ最強通貨の一つとなった。ドルインデックスは93.081から93.277へと上げている。米ドル/円60分足チャートをみると24日(金)は23日(木)に続き終日買われ、午前7時の足で109.25円付近の安値をつけ、25日(土)未明の午前3時の足で110.79円付近の高値を付けている。米ドル/円の24日(金)の値幅は54.4pipsと、まずまずの値動きだった。

現在の為替相場の戦略やスタンス

米ドル/円は3日連騰となったが、今週初もこの流れが続くと思われる。米ドル/円の動きは日米の名目金利差の要因も大きいと思われるが、24日(金)の日米の各10年債利回りの金利差は前日の1.169%から1.180%へと続騰している。一方、米ドル/円も急騰したので、日米長期金利差に準じた値動きだった。最近米ドル/円と日米金利差の相関が強くなってきている。中長期的には米10年金利が上昇する可能性が高いので米ドル/円も中長期的には上値を追いそうだ。ただし60分足のチャートをみると少し頭が重くなってきている。110.60円のサポートを切ってくると110.30円付近までは調整しそうなので、その辺りで値動きを見ながらの押し目買いを考えていきたい。

齊藤 トモラニ(トレーダー兼セミナー講師)
ウインインベストジャパンのFXトレーダー兼インストラクター。2006年11月の杉田勝FXセミナーの受講生。セミナー受講後、FXでの利益が給料を上回るようになる。その後、トレーダー兼講師として弊社へ入社。抜群のFXトレードセンスを持ち、セミナー受講生から絶大な評判を得る。「トモラニ」の愛称で親しまれている。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。