2021年10月4日9時時点に齊藤トモラニさんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)
現在の為替相場の傾向や相場観
先週1日(金)のドルはロンドンタイム前までは強含みだったが以降長期金利の下げに連れて売られ、最弱通貨となった。米政府封鎖リスクというセンチメントで国債が買われ金利が低下したようだ。ドルインデックスは94.240から94.071へと続落。ドルストレートは少なくとも今週初は買い目線でよさそうだ。
現在の為替相場の戦略やスタンス
先週1日(金)、米ドル/円は終日売られ気味だったが1時間足チャートでは1日(金)の午前9時の足で111.489円付近の高値を付け、午後10時の足で110.904円付近の安値を付けた。米ドル/円の1日の値幅は58.5pipsとそこそこの値動きで、米ドル/円は7日連騰後の続落。9月22日(水)から30日(木)の急騰の38.2%が110.95円付近だが1日(金)はそこで跳ね返された格好。ただし、今週はさらに下値を狙って下がる可能性がある。チャート的には111.20円付近のレジスタンスを超えてサポートになり始めると上方向に行きやすくなると思うが、レジスタンスにて抑えられればもう一段下の110.30~110.50円辺りのサポートまでの下落を考えておきたい。
齊藤 トモラニ(トレーダー兼セミナー講師)
ウインインベストジャパンのFXトレーダー兼インストラクター。2006年11月の杉田勝FXセミナーの受講生。セミナー受講後、FXでの利益が給料を上回るようになる。その後、トレーダー兼講師として弊社へ入社。抜群のFXトレードセンスを持ち、セミナー受講生から絶大な評判を得る。「トモラニ」の愛称で親しまれている。
羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。