2021年10月18日10時時点に齊藤トモラニさんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)
現在の為替相場の傾向や相場観
先週15日(金)のドルは、終日方向感なく若干弱含みで一日を終えている。米小売売上高がポジティブサプライズだったにもかかわらずドルインデックスは93.984から93.954へとわずかに下落している。ドルインデックスは短期的には今週央までは続落とみてよさそうだ。
現在の為替相場の戦略やスタンス
ユーロ/米ドルについては10/18~28の天井圏に向かった値動きが始まったように見える。米ドル/円は、60分足では、15日(金)午前7時の足で113.65円付近の安値をつけたが、そこからNYオープンまで上昇。午後9時の足でに114.46円付近の高値をつけており、2018年10月以来の高値近辺での取り引きとなった。米ドル/円はタイムサイクル的には10/12~10/20の天井圏に向かった動きを終了させたかもしれない。その場合は次の10/20~10/27の底値圏に向かって反落することになるが、現在の天井圏は明後日20日(水)まで有効なので今週初のみ、続騰するポテンシャルはまだあると思われる。米ドル/円のサポートラインとしては113.80円付近だろうか。このラインが切れてくると調整に入ってくるかと思っている。
齊藤 トモラニ(トレーダー兼セミナー講師)
ウインインベストジャパンのFXトレーダー兼インストラクター。2006年11月の杉田勝FXセミナーの受講生。セミナー受講後、FXでの利益が給料を上回るようになる。その後、トレーダー兼講師として弊社へ入社。抜群のFXトレードセンスを持ち、セミナー受講生から絶大な評判を得る。「トモラニ」の愛称で親しまれている。
羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。