2021年10月21日11時時点に神田卓也さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)
現在の為替相場の傾向や相場観
昨日20日(水)の米ドル/円は、ほぼ寄引同値の十字線。114.70円まで上昇して3年11カ月ぶりの高値を付けたが、上値の重さに耐えきれず114.08円まで反落した。とはいえ下値も堅く、114.30円台に値を戻している。こうした動きから、足元で市場参加者の強弱感は拮抗していると考えられる。
現在の為替相場の戦略やスタンス
クロス円での円売りとストレートドルでのドル売りが入りやすい事もあって、本日21日(木)の米ドル/円は今週の取引レンジ(113.88円~114.70円)を抜けきれないのではないだろうか。このレンジを抜けた方向に次のトレンドが発生すると見ているが、現時点では上抜けと下抜けのリスクも拮抗していると考えられる。
神田卓也
株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役調査部長上席研究員。1987年福岡大学法学部卒業後、第一証券(株)(現三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社)を経て、1991年(株)メイタン・トラディション入社。インターバンク市場にて、為替・資金・デリバティブ等の取引業務を担当し、国際金融市場に対する造詣を深める。2009年7月(株)外為どっとコム総合研究所入社。
羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。