2021年10月25日9時時点に齊藤トモラニさんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)
現在の為替相場の傾向や相場観
先週25日(金)のドルは売られていたが、翌26日(土)午前0時00分にパウエルFRB議長がテーパリングに言及した際に急反発。しかしその後だれて引けている。ドルインデックスは93.757から93.610へと下落して週を終えた。また25日(金)の米ドル/円は終日売られたが、60分足チャートでは、25日(金)午前10時の足で114.21円付近の高値を付け、26日(土)午前4時の足で113.41円付近の安値を付けている。先週付けた2018年10月以来の高値付近から反落し始めている。25日(金)の米ドル/円の値幅は80.4pipsと大きな値動きとなった。
現在の為替相場の戦略やスタンス
米ドル/円の動きは日米金利差の要因も大きいと思われるが、25日(金)の日米各10年債利回りの金利差は前日の1.614%から1.542%へと急反落している。今週初は米ドル/円の売り、クロス円の売りが狙い目かもしれない。クロス円は円が最強通貨だったことですべて下落。ドルが急落とならない限りクロス円の売り場探しだろうか。米ドル/円は60分足の下降トレンドラインを超えてそのラインがサポートにならない限りは短期的には売りからというトレードになりそうだ。
齊藤 トモラニ(トレーダー兼セミナー講師)
ウインインベストジャパンのFXトレーダー兼インストラクター。2006年11月の杉田勝FXセミナーの受講生。セミナー受講後、FXでの利益が給料を上回るようになる。その後、トレーダー兼講師として弊社へ入社。抜群のFXトレードセンスを持ち、セミナー受講生から絶大な評判を得る。「トモラニ」の愛称で親しまれている。
羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。