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15日に開幕したクライマックスシリーズだが、16日の時点でセリーグはアドバンテージを含めて阪神の2勝1敗。一方、パリーグは1戦目こそソフトバンクが9回1点差跳ね返しサヨナラ勝ちを収めたものの、16日は流れに乗り切れず敗戦。アドバンテージを含めて、ソフトバンクが2勝1敗としている。

今回は大型補強を行いペナントレースを優勝したソフトバンクと、クライマックスシリーズ(CS)ファーストステージでオリックスを破って下克上を狙う日本ハムの、2球団の関連銘柄と見通しについてみていく。


ソフトバンクが優勝した場合…ヤフオクに注目

ソフトバンクが優勝した場合、ダイレクトに恩恵を受けるのは親会社であるソフトバンク <9984> だろう。

優勝セールに関してはドーム名にも使われているヤフオクを運営する、ヤフー <4689>がレギュラーシーズン優勝時と同様、セールを行うと考えられる。百貨店に目を向けると、マックスバリュ九州 <3171> 、イオン九州 <2653> と三越伊勢丹HD <3099> だ。マックスバリュ九州とイオン九州はレギュラーシーズン優勝の翌日から3日間セールを行っており、イオン九州は秋山監督の背番号にちなんで81円均一セールを行った。三越伊勢丹HDの子会社である、岩田屋三越では開店前から長蛇の列ができて、恩恵を受けている。


日本ハムが優勝した場合…親会社日本ハムに注目

日本ハムが優勝した場合、間違いなく恩恵を受けるのは親会社である日本ハム <2282> だろう。

関連銘柄として注目すべきは、ダイエーを買収したイオン <8267> と、14日発表した2014年8月期連結決算で、税引き後利益が前期比で約4倍の 98億円の最高益を記録したビックカメラ <3048> である。イオンは2012年優勝時に北海道内で優勝セールを実施し、ビックカメラも同様に優勝セールを実施している。


番外編…あの球団の親会社にも注目

番外編として、楽天 <4755> にも注目すべきだ。過去に巨人、ソフトバンク、日本ハムが優勝したときに楽天市場が優勝セールを行っているため、今年も同様に実施するであろうとおもわれるため、楽天にも注目しておくべきだ。

2勝1敗とソフトバンクが有利な状況で今日第三戦を迎える。秋山監督退任決定でナインが一丸となっているソフトバンクか、稲葉引退に華を添えたい日本ハムか、見所満載のパリーグのCSに注目だ。

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