2021年12月1日11時過ぎに西原宏一さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材
(画像=PIXTA)

11月月末はモデルナ社のチーフが、既存のワクチンがオミクロン株で苦戦すると予測したとのファイナンシャルタイムズ紙のコメントでリスクオフマーケットに突入。ただ、個人的にはあと1週間強で、ファイザー製薬から何らかの発表があり、ファイザーが否定的な見方をすれば本格的なリスクオフに傾斜すると想定しているが、ファイザーが肯定的だった場合、リスクアセットは大きく踏み上がる可能性があるのではないかと思っている。

現在の為替相場の戦略やスタンス

基本的に、リスクを増やすのはファイザーの発表を待ってからの方がよさそうだ。短期売買は、モデルナ社のチーフのコメントでオミクロン株に対して否定的な見方が出揃ったことで、12月月初は株高、円安のリスクオンの流れになっている。

西原 宏一(にしはら こういち) 株式会社ダイヤモンド・フィナンシャル・リサーチ
青山学院大学卒業後、1985年に大手米系銀行のシティバンク東京支店へ入行。1996年まで同行に為替部門チーフトレーダーとして在籍。その後、活躍の場を海外へ移し、ドイツ銀行ロンドン支店でジャパンデスク・ヘッド、シンガポール開発銀行シンガポール本店でプロプライアタリー・ディーラー等を歴任した後、独立。ロンドン、シンガポール、香港など海外ヘッジファンドとの交流が深く、独自の情報網を持つ。ザイFX!にて「西原宏一のヘッジファンドの思惑」を連載中。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。