高級3列シートSUVのキャデラック・エスカレードがボディカラーのラインアップを変更。ヘッドランプや空調などの装備類も見直し、価格も改定
ゼネラルモーターズ・ジャパンは2021年12月7日、フルサイズプレミアムSUVのキャデラック・エスカレードを仕様変更し、同時に価格を改定して発売した。
新価格は以下の通り。
エスカレード・プラチナム:1555万円
エスカレード・スポーツ:1595万円
今回の変更は、ボディカラーのラインアップ刷新や機能装備の見直しを図ったことが特徴。価格面では、従来より65~75万円アップした。
まずボディカラーでは、エスカレード・プラチナムに従来設定していたダークモカメタリックとシャドーメタリックをカタログから外し、代わってギャラクティックグレーメタリックとマホガニーメタリックをラインアップ。クリスタルホワイトトゥリコート、セーブルブラック、サンドストーンメタリックは継続して、計5色の展開とする。エスカレード・スポーツはセーブルブラックのみの設定だ。
機能装備の面では、マトリックスLEDヘッドランプおよびアダプティブフォワードライティングヘッドランプを新たに採用。また、空調システムはイオナイザーから高性能エアフィルターに変更した。
パワーユニットは基本的に従来と共通で、6156cc・V型8気筒OHV直噴ガソリンエンジン(最高出力416ps/5800rpm、624Nm/4000rpm)を搭載。トランスミッションにはエレクトロニックシフトコントロールを備えた10速ATを組み合わせ、駆動機構には電子制御リミテッドスリップディファレンシャル(eLSD)を組み込んだセレクタブル4WDシステムを採用している。
Writer:大貫直次郎
(提供:CAR and DRIVER)