2021年12月23日11時時点に神田卓也さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材
(画像=PIXTA)

昨日22日(水)の米ドル/円は約1カ月ぶりの高値を付けたものの伸び悩んだ。欧米株の上昇を受けて11月26日以来の高値となる114.37円前後まで上昇したが、114.50円にかけて並んだ戻り売りをこなす事はできなかった。新型コロナ変異株「オミクロン」を巡る懸念が和らぐリスクオン地合いの中で、ドルは円以外の通貨に対して軟調だった。

現在の為替相場の戦略やスタンス

米ドル/円は本日23日(木)も「113円台後半の下値は堅いが、114円台前半の上値は重い」展開が続きそうだ。なお、明日24日(金)からのクリスマス休暇を前に本日23日(木)は米債市場が半日取引となる。NY市場では午前中に発表される米11月個人消費支出価格指数(PCEデフレーター)の結果が注目されるが、午後は外為市場も閑散とする公算が大きい。

神田卓也
株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役調査部長上席研究員。1987年福岡大学法学部卒業後、第一証券(株)(現三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社)を経て、1991年(株)メイタン・トラディション入社。インターバンク市場にて、為替・資金・デリバティブ等の取引業務を担当し、国際金融市場に対する造詣を深める。2009年7月(株)外為どっとコム総合研究所入社。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。