2021年12月24日9時過ぎに西原宏一さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材
(画像=PIXTA)

昨日23日(木)の米国株は3日続伸。新型コロナ感染拡大は乗り切れるとの観測から、S&Pは最高値を更新(+0.6%で4725)。ただクリスマス休暇を控え、商いは薄かった模様。オミクロン株を巡る懸念が後退する中、NY原油は4週ぶり高値を更新。呼応して、カナダドルも続伸。米ドル/カナダドルは1.2810ドルへと下落。同資源国通貨の豪ドル/米ドルも続伸。豪ドルはNZドルに対しても値を上げており豪ドル/NZドルは1.06ドル台を回復。

現在の為替相場の戦略やスタンス

エネルギー価格の高騰により、2022年の為替市場では、豪ドルやカナダドルといった資源国通貨が注目されている。特にカナダドルは対ドルで1.2000ドルを大きく下回って続落するとの予測もあり、注目されている。2022年は豪ドルやカナダドルといった資源国通貨に注目したい。

西原 宏一(にしはら こういち) 株式会社ダイヤモンド・フィナンシャル・リサーチ
青山学院大学卒業後、1985年に大手米系銀行のシティバンク東京支店へ入行。1996年まで同行に為替部門チーフトレーダーとして在籍。その後、活躍の場を海外へ移し、ドイツ銀行ロンドン支店でジャパンデスク・ヘッド、シンガポール開発銀行シンガポール本店でプロプライアタリー・ディーラー等を歴任した後、独立。ロンドン、シンガポール、香港など海外ヘッジファンドとの交流が深く、独自の情報網を持つ。ザイFX!にて「西原宏一のヘッジファンドの思惑」を連載中。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。