2022年1月5日10時過ぎに西原宏一さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材
(画像=PIXTA)

昨日4日(火)の米国債は大半の年限で利回り上昇継続。金利上昇が企業業績を圧迫するとの懸念を背景にハイテク銘柄が売られ、ナスダックは1.3%下落。10年債利回りは1.9ベーシスポイント(1bp=0.01%)上昇し1.65%へ。呼応して米ドル/円は一時116.35円まで上昇。

現在の為替相場の戦略やスタンス

年初から米金利が急騰し、米ドル/円は2017年以来の116円台に。米金利が急騰すると、そのスピードによっては、米国株が急反落する可能性が高まるが、本日5日(水)日本時間午前10時時点では、ナスダック以外は底堅く推移。ただ年初の相場の継続性は疑わしいところもあり、例年1月序盤の相場は中旬で反落することも多いので要注意。短期トレードは別として、スウィングトレードに関しては翌週から本格的にエントリーするほうがいいと想定している。米金利と米国株の動向に注目。

西原 宏一(にしはら こういち) 株式会社ダイヤモンド・フィナンシャル・リサーチ
青山学院大学卒業後、1985年に大手米系銀行のシティバンク東京支店へ入行。1996年まで同行に為替部門チーフトレーダーとして在籍。その後、活躍の場を海外へ移し、ドイツ銀行ロンドン支店でジャパンデスク・ヘッド、シンガポール開発銀行シンガポール本店でプロプライアタリー・ディーラー等を歴任した後、独立。ロンドン、シンガポール、香港など海外ヘッジファンドとの交流が深く、独自の情報網を持つ。ザイFX!にて「西原宏一のヘッジファンドの思惑」を連載中。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。