本記事は、JACK氏の著書『3ヵ月で20万円、6ヵ月で50万円・100万円に増やす株投資ステップ』(ぱる出版)の中から一部を抜粋・編集しています
投資のチャンネルを増やすなら仮想通貨
諦めてしまうということも含め、お薦めというか知っておきたいジャンルとしては、仮想通貨であり、その代表的なものとしてはビットコインになろうかと思います。
ビットコインの価格に関しましては、これまでのビットコインの価格上昇をけん引してきたのは個人投資家でありましたが、ここ最近は莫大な資金を運用する機関投資家も参入しております。また、ビットコインETF承認による影響や法定通貨として採用する国もあり価格は更なる上昇をしており、今後もポジティブな価格上昇の予想が多いのも事実であります。
もちろん、株式投資同様、暴落はもちろんの事、短期間での上昇からの調整としての下落や悪材料からの下落もあろうかと思います。
その時は一度、利益確定をする、あるいは株式投資の空売りと同様に価格が下がることで利益になる売りから入る(ショート)戦略を取るのも一考であります。
しかしながら、ポジショニングを取るにあたり、最大の問題は、現在のビッドコインの価格になります。何せビットコインの金額が1ビット700万円近くになることから、その資金の捻出が難しい方が多いのではないでしょうか。
そもそも仮に最初に700万円を用意できたとしても、下落時の買い増しにはさらに650万円とか600万円かかりますし、新高値を取ってからの買い増しとなると、逆に750万円とか800万円を新たに用意しなければならず、とてもじゃありませんが、ほとんどの方が買い増しはできないと思います。
では、このような場合にどのような手法でビッドコインを購入するかと聞かれれば、単純に株式投資の未単元株(1株~99株)購入と同様に1ビットではなく、0.1ビット、いや0.01ビットで購入していけばいいのであります。
つまり少額購入になりますので、0.01ビットであれば7万円でありますから、買い増しや売り増し(ショート戦略の場合)が可能であり、場合によっては0.001ビット(7,000円)ずつ、積立投資でほったらかしという戦略もあろうかと思います。
さらには、不動産投資と同様にレバレッジを効かせることによって、投資をすることができますので、資金の調達は難しくないと思います。
ちなみに、私はGMOコインの口座開設をポイントサイト経由で行い、せっせと0.01~0.1ビットで売買しているところであります。
仮想通貨の場合、24時間、土日祝日も取引ができることから、こまめに買値より上昇した場合は、1,000円でも2,000円でも利益を取って行く手法もありかと思っております。
上の図のように価格が下落しても何せ0.01ビット単位なので、含み損も全く気にならず、一時的なものと割り切って放置できるのも強みであります。
いずれにしろ、投資のチャンネルを増やすことはいいことでありますから、是非とも株式投資が性に合わない苦手な方はもちろん、株式投資以外の投資という観点では、不動産投資や仮想通貨取引は注視すべきだと考えております。
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