本記事は、JACK氏の著書『3ヵ月で20万円、6ヵ月で50万円・100万円に増やす株投資ステップ』(ぱる出版)の中から一部を抜粋・編集しています
カンニング投資
様々なお金を増やす手法を掲載してきましたが、当たり前の話になりますが、それらは自分自身で一から十まで、発掘やら身につけたものは1つもございません。
人づては勿論のこと、様々なネット情報を第一に、書籍やラジオからきっかけをもらい、そのまま活用することもあれば、自分に合うなり使いやすいようにカスタマイズしながら用いています。
ですから、ここでは、具体的にどのように私が情報(カンニング先)を日頃から見つけてきているのかをいくつかご紹介しておきます。
まず、「投資の種銭づくりちょっとした手法で→月5万円を調達する」の、投資の種銭つくりの情報ルート先は、何よりTwitterになります。
検索で「キャンペーン」「節約」「キャッシュバック」「ギフトカード」等をしてみましょう。そうすると、下のように案件が続々とでてきます。
興味や自分ができそうなものは即チャレンジでいいかと思います。
そして、大切なことは、その情報を提供して頂いた方はその道のある意味、プロですから、まずは、その方をTwitterでフォローすれば、検索をしなくても今後は自動的に情報を見つけることができます。かつ、その方の自己紹介まで見てTwitterでは文字数の制限がありますから、ブログやHPがあれば、そこもお気に入りに入れ、定期的にチェックすることもお薦めします。
また、Twitterの活用方法については、株式投資の銘柄をそのまま検索にいれてチェックするだけでも、非常に優れた的確なコメント、株価上昇につながる要因をつぶやく方もいらっしゃいますので、トレードをする際にはひと手間だけで非常に有効であります。
もちろん、買い煽りや売り煽りの発言が多いのはこの手の世界では当たり前ですので、即、つぶやきを見ての成行き買いや売りの発注は避け、自分でも根拠等を確認する作業は必須になります。
ちなみに、以前に私の保有株が特に株価上昇につながるIRがリリースされていないにも関わらず、急上昇したことから、ツイッターで検索したところ、フォロワー数が9万人近い方が買い煽りと見られるコメントをしておりましたので、ラッキーな反面、もし売り煽りであったらとTwitterの影響の凄さを思い知らされたところでありました。
次は投資雑誌の代表的な日経マネーとダイヤモンドZAIになります。
こちらの両誌には様々な銘柄特集はあるのですが、その銘柄は、月刊誌ということもあり、取材や取り上げたタイミングは2~3週間くらい前の株価やら材料になることから、そのままカンニングしてその銘柄を買付けする場合には、発売日には暴騰やら暴落をしていることもありますから、そのあたりを差し引いて、購入の検討をしなければいけませんので、注意して下さい。
私自身もよくこのような月刊誌に勝負銘柄や推奨銘柄を尋ねられますが、やはり1ヵ月後の株価や発売までの材料は不透明なことから私の信用問題上(笑)、このタイミングで推奨しても発売日以降に株価が上がる銘柄でなく、今の株価水準で発売日以降、極力、株価が下がらない(下がる可能性が低い)銘柄を推奨しておりますので、私の勝負銘柄が掲載されたときには、そのあたりをお含み下さい。
ですから、こちらの両誌を参考にするのは、私の場合、銘柄でなく、自分がまだ知らない結果を出している個人投資家の発掘となります。
一般的に、このような雑誌に掲載される方は、売れ行きも考えれば、大損やらまったく儲かっていない方は取り上げませんし、そのような方々は、自身が納得していないし、面白くないことから、取材を受けない方がほとんどかと思われます。
そのような状況でごくわずかな謝礼で取材を受ける、新たに登場する勝ち組の個人投資家は貴重な存在であります。
私自身、百人百色の投資法にて字の如く100人の方と対談をしてきましたが、やはり、ひとそれぞれ、手法やスタイルは異なります。
ですから、新たな方の投資手法は非常に参考になりますし、このような場に出てくる方は、ほとんどの方が、ツイッターやブログ、ホームページ、あるいは新たに書籍を出すような方がいらっしゃいますので、その方々の記事のチェックはもちろん、そちらを継続にお気に入りにして日々チェックをしています。
なお、この手の雑誌は発売日に普通に本屋で購入するのではなく、定期購読をすることにより、割引を受け、クレジットカードで支払いポイント還元ももらい、そして何より、発売日より数日前に自宅に届きますから、誰よりも早く情報収集ができます。
ちなみに綺麗に一度だけ読み終えたら、必要な個所だけスクショやらメモをして、発売日までにメルカリにて出品すれば、即400円~500円で落札されることから、実質1冊の持ち出しが200円~300円となり、かなりお得かと思います。
次は日本証券新聞と株式新聞になります。こちらはもう株式投資家にとっては情報の宝庫となります。
実際に上画像のように、TOBの予想銘柄なども取り上げられています。
1つだけ、問題があるのは購読料になろうかと思います。
購読料は月に日本証券新聞で4,988円に、株式新聞で4,400円になります。
両新聞とも毎日届く(Web版は配信)ことから、情報収集含め、株式投資に対するモチベーションも維持できますが、2つを購読すると、月9,388円、年間11万2,656円となることから、それなりの負担感があります。
ですから、どちらか1紙しかとらないとか、そもそも高いから購読しないという方も多いとは思いますが、ちょっとした小技を用いれば安くなります。
それは、株主優待の活用になります。
日本証券新聞については、ジャパンインベストアドバイザー(上図)を12月の権利月に100株保有で翌年4月~6月まで無料(1年以上保有で9月まで無料)購読ができます。
ジャパンインベストアドバイザーは、株価1,126円として配当利回りも2.84%あることから、株価下落リスク対策の優待クロスでの獲得でなく、この水準であれば100株購入し、ひたすら放置という考え方もありかと思います。
また、株式新聞においてもモーニングスター(上図)が株主優待を実施しており、3月の優待権利月に100株で6月から12月まで無料(500株保有で1年間)購読ができます。
株価も、ジャパンインベストアドバイザーと比較すると、600円以下となることから、こちらも100株、永年保有の戦略でもいいでないかと思っております。
もちろん、1円でも損失をしたくない方は、クロス取引が必須になります。
このように株主優待を活用すれば、年間の負担額は、優待で無料にならない月数の負担だけになりますから、かなり軽くなるのではないでしょういか。
ちなみに、個人的には優待は使えませんが、宅配される紙ベースの方が強制的に他の新聞同様、目に飛び込んできますから、日本証券新聞はお薦めで重宝しております。(株式新聞はWeb版のみ)
最後は、ラジオ番組になります。
投資系のラジオと言えば、ラジオNIKKEIになりますが、私自身も10年以上前には月に一度のレギュラー出演をしていた番組をありましたし、最近でも年に数回はいくつかの番組にゲストトレーダーとして登場しております。
実際に聞いてみると、この番組で取り上げられる銘柄や手法は役立ちますし、毎回、出られる様々なゲストの語りも非常に参考になります。
しかも、こちらの放送は、時代の流れもあり、YouTubeで録画されており、生放送以外でいつでも自分の時間の都合のいい時に聞けますので、私は帰宅途中に「カブりつきマーケット情報局」、朝の出勤途中に「北野誠のトコトン投資やりまっせ」を週に一度、聞いて投資の参考にしています(上図)。
このように、あらゆるジャンルで情報収集はできますから、読者の皆さん自身でも、いろいろ試してみて、自分自身で「合う!」とか「これは使える!」と情報を発掘して頂ければと思います。
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