日経平均 | 28,794.50円 ▼135.83円 |
為替 | 1ドル=136.31円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 9億2,087万株 |
売買代金 | 2兆1,255億円 |
値上り銘柄数 | 798銘柄 |
値下り銘柄数 | 956銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 120.68% |
市況概況
米国株が軟調で売り先行となるも下げ渋り
週末の米国株が安く夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が売られていたこともあり、本日の日本市場は売り先行となった。
寄り付きの売りが一巡となった後は下げ渋りとなったものの大幅安水準で下値を試す動きが続いた。それでも中国の利下げなどが伝わると買い戻しも入り、節目と見られる28,800円まで戻し、下げ渋りとなった。
昼の時間帯も特に動きはなく、後場も冴えない始まりとなった後は手仕舞い売りに押されて下げ幅を広げる場面もあった。
それでも前場の安値まで下がるような売り急ぐ動きもなく、28,800円を意識してなのか戻りも鈍かったが案外値持ちの良い展開となった。引けを意識する時間帯から再度下げ幅を拡大する場面も見られたが、最後の最後は買い戻しなどがあって下げ幅を縮小しての引けとなった。
小型銘柄も手仕舞い売りに押されるものが多く、総じて軟調だった。マザーズ指数は大幅安だった。先物はまとまった売り買いも少なく、特に指数を大きく動かすような場面もなかった。相場全体に買えない雰囲気もあったが、買えないだけにそれ以上に売れないということで、まとまった売り買いも少なかった。
冴えない割には案外下げ渋りとなった。それでも買い気は全く見られないという雰囲気でもあり、買い戻しだけの相場ということなのだろう。
まだまだ疑心暗鬼で下値を試す動きになると思うし、戻りを試しても今度は29,000円を超えずに売り直されることになると思う。空売り次第ではあるが少なくとも日柄の調整は必要ということだろう。
テクニカル分析
日経平均
「アイランドリバーサル」のような形となった。本日の安値を下回るようなことになれば一気に25日移動平均線までの調整がありそうだ。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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