日経平均 | 2万8,641.38円 △162.37円 |
為替 | 1ドル=136.87円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 8億5,551万株 |
売買代金 | 2兆548億円 |
値上り銘柄数 | 864銘柄 |
値下り銘柄数 | 867銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 106.86% |
市況概況
米国株高を受けて買い先行だが上値も重い
米国株が堅調となったことから買い先行となり、節目とみられる2万8,500円を超えて始まったことから買い戻しを急ぐ動きもあって大幅高となる場面もあった。それでも2万8,800円の節目を超えないということになると今度は手仕舞い売りもあって上値の重い展開となった。
昼の時間帯も特に動きはなく、若干売り物がちで始まった後場も買い戻し一巡となったことでもあり、じりじりと値を下げるものも多くなった。
指数に影響の大きな銘柄は買い戻しが続いて値持ちが良かったこともあり、指数自体は案外下がらなかったが、値下がり銘柄も増え、改めて買えない状況というような雰囲気となった。結局最後は手仕舞い売りに押されて安値引けになりかけ、上髭の長い足となった。
小型銘柄も持高調整の売り買いが中心で方向感はなく冴えない展開だった。先物もここのところまとまった売り買いが少ないが本日もご多分に漏れず指数を大きく動かすようなこともなく、週末のヘッジ売りなども見られる一方で買い戻しも入るという状況だった。結局方向感を出すようなこともなく指数への影響は限られた。
相場全体として買えるのか買えないのかわからないというような状況だ。買える銘柄を探すというよりは株を買っていいのかどうかというような雰囲気になっている。
基本的には割安感が強い銘柄は下がっておらず、そうした値持ちの良い銘柄はここからもしっかりとしてくるのだと思う。逆に割高銘柄がしっかりと売られるような状況でないと次の相場がないということだと思う。米国の金融緩和の終了が取りざたされているうちはまだまだ調整が続くのだろう。
テクニカル分析
日経平均
2022年8月25日移動平均線や基準線を意識したところから反発となったのだが、窓埋めというところまで上昇せず、改めて上値の重さを確認した形だ。まだまだ移動平均線などのサポートを確認しながらの調整があるのだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。