日経平均 | 27,820.40円 △42.50円 |
為替 | 1ドル=134.59円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 11億3,517万株 |
売買代金 | 2兆6402億69百万円 |
値上り銘柄数 | 616銘柄 |
値下り銘柄数 | 1,136銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 102.59% |
市況概況
特に手掛かりに乏しい中で大幅安
米国株は指数はまちまちだが調整感が強く、その地合いを受けて本日の日本市場は売り先行となった。ただ、指数に影響の大きなファーストリテイリングが寄り付きの売り買いが一巡となったあとも指数を押し上げ、日経平均は前日比プラス圏での動きとなった。
他の銘柄は特に買われるでもなく手仕舞い売りに押されるものが多かったのだが、売り急ぐということでもなく、日経平均はプラス、TOPIXはマイナスという展開だった。
昼の時間帯は手仕舞い売りに押されるものが多かったのだが、後場に入ってからもファーストリテイリングは値持ちが良く、指数を押し上げる形には変わりなかった。
他の銘柄も値持ちの良さから買い戻しが入る銘柄なども見られ、指数の方向感に乏しい中で総じて軟調だが、日経平均は引き続きプラス、TOPIXはマイナスという状況での引けとなった。
小型銘柄は手仕舞い売りに押されるものが多く、総じて軟調だった。マザーズ指数やグロース指数は大幅安となった。先物はまとまった売り買いも少なく、指数を動かすような場面はほとんど見られなかった。特に方向感があるということでもなく上がれば売られ、下がれば買われるという感じだった。
先週からの地合いは全く変わらず、日経平均だけが、特にファーストリテイリングだけが高いという状況だった。値下がり銘柄数も多く、地合いの悪さを物語っており、買い気には乏しい相場という感じだ。
いずれにしても調整が続くということで日柄調整となるのか、値幅調整となるのかということだが、上ファーストリテイリングなどに買い戻し一巡感が出ると一気に下値を試すこともありそうだ。逆に日経平均レバレッジなどに空売りが積み上がれば28,000円をこえて来るのだろう。
テクニカル分析
日経平均
25日移動平均線に上値を押さえられた形だ。目先的には25日移動平均線と75日移動平均線の間での動きということなのだが、75日移動平均線を下回って一気に雲の水準までの調整ということもありそうだ。
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