日経平均 | 27,777.90円 ▼448.18円 |
為替 | 1ドル=135.17円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 13億7,485万株 |
売買代金 | 3兆1716億89百万円 |
値上り銘柄数 | 167銘柄 |
値下り銘柄数 | 1,637銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 108.26% |
市況概況
特に手掛かりに乏しい中で大幅安
米国株はまちまちとなったが、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が売られており、本日の日本市場は売り先行となった。
寄り付きの売りが一巡となった後も買い戻し一巡感が出たこともあって手仕舞い売りに押され、上がらないから売る、下がるから売るというような感じで大きな下落となった。さすがに一つの節目と考えられる27,700円を割り込むと下げ止まり、下げ渋りとはなったが大幅安の引けとなった。
昼の時間帯は若干買い戻しが入り、後場は下げ幅を縮小して始まった。何とか27,700円台を保って下げ渋りとなったことで買い戻しも入ったが、買い上がるような動きもなく、いつものごとく後場は全く動きが見られなかった。さすがに引けでは買い戻しも入り、後場の高値では引けたのだが大幅安となった。
小型銘柄も軟調なものが多かったが、幕間つなぎ的に買われるものも見られた。マザーズ指数やグロース指数は軟調ながらも下げが限定的だった。先物は散発的にまとまった売りが見られるという展開で買い戻ししか入らないというような雰囲気になる場面もあった。ただ、大きく方向感を出すということでもなく、持高調整が主体という感じだった。
保ち合い相場が継続しているということが示された形だ。月初の買いは見られたものの、指数を押し上げるだけの力はなかったということで昨日と同じような展開ではあるのだが、昨日の大幅高での売り、上値の重さが確認されたことでの見切り売りなどが嵩んだということだろう。
まだまだ下値を試すこともあるのだろうし、空売りが積み上がれば28,000円台を回復ということになるのだろう。いずれにしても保ち合いが継続ということだ。
テクニカル分析
日経平均
今度は75日移動平均線にサポートされた形だ。ただ、ここを割り込むとあとは雲のサポートしかなく、逆に25日移動平均線が上値を押さえることになるのかどうかが注目される。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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