日々是相場
(画像=VectorSpace/PIXTA)
日経平均 28,283.03円 ▼100.06円
為替 1ドル=138.67円
売買高(東証プライム、以下同) 9億9,915万株
売買代金 2兆3,753億円
値上り銘柄数 1,020銘柄
値下り銘柄数 728銘柄
騰落レシオ(25日) 122.46%

市況概況

米国株市場が休場のなかで前日の打ち返しで冴えない展開

米国株が休場となった週末ということで手仕舞い売りに押されての始まりとなった。

寄り付きは堅調な始まりとなったものの、朝方発表された東京都区部の消費者物価指数が予想を上回ったことや前日に大きく上昇していた反動もあり、さらに寄り付き直後に前日のような買いも見られず、手仕舞い売りに押される展開となった。

その後も特に買い上がるでもなく、戻りきらずに売られ、下げ渋っては売られるということで安値圏での引けとなった。

昼休み時間中も特に動きは見られず、後場に入ってからはいつもの通り全く値動きがない状態となった。28,300円を超えずに売られるのだが、大きく下げるということでもなく、全く方向感は見えず、結局最後まで上がらず、下がらず、何となく中途半端な感じだった。

それでも火曜日、木曜日に見られたようにTOPIX買い、日経平均売りというような感じでTOPIXはほぼ横ばいという状況だった。

小型銘柄は幕間つなぎ的に買われるものが見られて総じて堅調、マザーズ指数やグロース指数は堅調だった。先物はまとまった売り買いも見られず、指数を大きく動かすようなこともなかった。ヘッジの売り買いや巻き戻しの売り買いを急ぐでもなく、方向感は見られなかった。

特に材料もないということで買われすぎ銘柄が売られ、売られすぎ銘柄が買われるという状況には変わりない感じだ。

米国の利上げペース縮小などは期待される一方で、日本でもインフレ懸念が強まってきており、米国株が上昇すれば日本株も上がるのだろうが、日経平均に影響な大きな銘柄にどれだけ空売りが積み上がるかということになる。いったんは27,500円程度までの調整もあるのではないかと思う。

テクニカル分析

日経平均

寄り天での坊主の陰線となった。まだ、木曜日の窓を埋めておらず、もう一段の調整はあると思う。

▽詳しくは解説動画をご覧ください。

当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。