日経平均 | 27,968.99円 ▼58.85円 |
為替 | 1ドル=138.59円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 17億0,384万株 |
売買代金 | 4兆1516億14百万円 |
値上り銘柄数 | 488銘柄 |
値下り銘柄数 | 1,287銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 122.53% |
市況概況
底堅さは見られるが冴えない展開
特に材料に乏しい中で米国株が冴えない展開となったこともあり、売り先行となった。寄り付きから昨日の安値水準である27,900円を下回り、寄り付きの売りが一巡となった後も手仕舞い売りに押されて下値を試す動きとなった。それでも27,800円を割り込まずに底堅さが見られると買い戻しも入り27,900円水準まで戻しての引けとなった。
昼休み時間中は買い戻しが見られ、後場は27,900円を超えての始まりとなった。それでもいったんは27,900円を割り込んで下げ幅拡大となったがすぐに買い戻しが入ると27,900円を超えた水準で膠着となった。最後は底堅さが見られるということで買い戻し入りほぼ高値引けとなったが28,000円を超えることはなく、下げ渋りながらも冴えない引けとなった。
小型銘柄は手仕舞い売りに押されるものが多く総じて軟調、マザーズ指数やグロース指数は大幅安となった。先物はまとまった売り買いも少なく、指数を動かす場面もほとんどないという状況だったが、現物市場が引け後には買い戻しも見られ先物だけは28,000円を超える展開となった。
月末の売りもあったのだろうが、最近は打ち急ぐこともなく逆に月初の買い期待での買いもあったものと思われる。空売りが積み上がっている銘柄は下げ渋りとなっており、当面は目先の需給で方向感に乏しい展開が続くのではないかと思われる。
ただ、明日、明後日あたりは月初の買いも期待され、空売りの積み上がり方次第では上値も期待される。一方で空売りが積み上がっていなければ買い戻し一巡から売られるものも多くなりそうだ
テクニカル分析
日経平均
25日移動平均線をサポートに下げ渋りとなった感もあるが、調整が続いていることには違いなく、当面は保ち合い相場ということなのだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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