日経平均 | 28,027.84円 ▼134.99円 |
為替 | 1ドル=138.55円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 11億9,081万株 |
売買代金 | 2兆7238億65百万円 |
値上り銘柄数 | 509銘柄 |
値下り銘柄数 | 1,248銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 122.53% |
市況概況
軟調ではあるものの28,000円をキープして底堅い展開
米国株は大幅安となったが、特に是と言った材料に乏しい中で手仕舞い売りに押されて売り先行となった。寄り付きから28,000円の節目を割り込んではじまったことからいったん下値を試す展開となったが、27,900円にタッチしたところで買い戻しも見られ、すぐに28,000円回復となった。
それでも上値を買い上がるということでもなく、28,050円水準が節目となって上値が押さえられ28,000円水準での引けとなった。
昼休み時間中も特に動きはなく、後場も28,000円台をキープする時間が長かったのだが、特に買い戻しが入るでもなく、買い上がる材料もなく指数は小動きだった。
香港株が暴騰するなど中国リスクも薄れたように見えたが特に買い戻しを急ぐようなこともなく、冴えない展開が続いた。結局最後は買い戻しもあって本日の高値圏での引けとなったが、戻り切らず買い気の乏しい中での28,000円台確保となった。
小型銘柄は幕間つなぎ的に買われるものも見られたが全体的にもったりとした展開だった。マザーズ指数やグロース指数は堅調ながらも小動きだった。先物はまとまった売り買いも少なく、方向感を出すことも指数を大きく動かすこともなかった。
月末の売りなどが懸念されたのだが特に売り急ぐということもなく底堅さが見られた。28,000円をキープしたことで底堅さが確認された形だが、まだまだ懸念材料も多く、ちょっとしたことで下値を試すこともありそうだ。
上値は28,500円を超えるという雰囲気はなく、28,000円を超えるところでは売るというような雰囲気になっている。28,000円を割り込んで下値を試す動きになるのではないかと思われ、買われすぎ銘柄の買い戻し一巡となったものから売られるということになりそうだ。
テクニカル分析
日経平均
引き続き下げ渋り感は見られるが、買い気に乏しい形であり、25日移動平均線や基準線、75日移動平均線や雲のサポートを確認する場面もあると思う。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。