記憶力の高い人が制する「記憶の4段階」

「なじむ→理解→反復」が記憶の3ステップだ

(画像=78art/stock.adobe.com)

「青の記憶」を、「黄の記憶」に昇格させるために必要なこと。

それは、「なじむ」ということです。

ラグビーに興味がない人が、ラグビーのルールを覚えろと言われても、かなり抵抗があるでしょう。

「嫌だ。やりたくない」「好きでもないことをやれと言われたら、嫌に決まっているじゃないか」という段階です。

「青の記憶」のときには、「なじむ」ことが大切です。

歴史の勉強をしなければいけないというのであれば、まずは漫画から入ってみるとか、テニスのルールを覚えるのであれば、テニスのアニメを見ることから始める必要があります。

「黄の記憶」を「緑の記憶」に昇格させるためには、「理解」をする必要があります。

授業に出て先生の話を聞いたり、参考書を開いて理解をしなければいけません。

ここには、時間がかかります。

「緑の記憶」を赤の記憶に昇格させるためには、繰り返して反復するのがいちばんです。

瞬間記憶で、1秒で何度も眺めることで、見て0秒でわかるという状態をつくり出していけます。

「なじむ→理解する→反復する」という3ステップで、記憶は定着するのです。

(画像=パッと見て1秒で覚える 瞬間記憶勉強法)

石井貴士

1973年。愛知県名古屋市生まれ。私立海城高校卒。慶應義塾大学経済学部卒。信越放送アナウンサーを経て、独立。（株）ココロ・シンデレラを起業。現在、累計83冊、200万部を超えるベストセラー作家。『本当に頭がよくなる1分間勉強法』（中経出版）は、57万部を突破。2009年度のビジネス書ランキングで、年間ベストセラー1位を獲得。（日販調べ）
ほかの著作に、『図解　本当に頭がよくなる1分間勉強法』（中経出版）……16.5万部
『1分間英単語』（中経出版）……13万部
『やってはいけない勉強法』（きずな出版）……10万部　などがある。

※画像をクリックするとAmazonに飛びます

（※画像をクリックするとZUU online libraryに飛びます）