日経平均 | 27,901.01円 △326.58円 |
為替 | 1ドル=136.09円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 11億5,883万株 |
売買代金 | 2兆9321億30百万円 |
値上り銘柄数 | 1,387銘柄 |
値下り銘柄数 | 372銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 106.54% |
市況概況
SQ決定後に買いが入り大幅高
米国株が堅調となったことから買い先行となった。先物・オプションSQ(特別清算指数)算出に絡んでは売りとなっていたようで、あっさりと寄り付いた後は買い戻しを急ぐ動きで大きな上昇となった。
指数先行で株価を押し上げるようにほぼ全面高のなかで指数は大幅高となった。上値を試す動きで節目と見られる28,000円を意識しては上値も重くなったが、値持ちの良い展開でほぼ高値での引けとなった。
昼の時間帯も買い気が強く、後場もしっかりとした始まりとなった。ただ、いつものように後場は方向感に乏しく値持ちは良いものの指数は小動きだった。
積極的に買い上がる材料がないなかでの大きな上昇となったことで手仕舞い売りに上値を押さえられるものも多かったのだが、逆に空売りも積み上がっては買い戻しで下支えするというような展開だった。結局最後まで方向感は見られず、最後は手仕舞い売りもあって上げ幅縮小して後場の安圏での引けとなった。
小型銘柄も堅調なものが多かったが手仕舞い売りに押されるものも見られ、マザーズ指数やグロース指数は大幅高となったものの物足りない相場だった。
先物もまとまった買いが散発的に見られる場面もあったが、断続的な動きにならず、買い一巡となったあとはまとまった売り買いも少なく、方向感は見られなかった。
相変わらず目先の需給での売り買いが中心となっているようだ。業種別にみても何かのテーマや方向性が見られるということでもなく、幅広い業種で上がるから買うというようなことだったということだろう。
この流れがこれからも続かどうかは空売り次第ということなのだろうが、買われすぎ銘柄の手仕舞い売りも出てくるものと思われ、まだまだ下がれば買われ、上がれば売られる保ち合い相場ということなのだろう。
テクニカル分析
日経平均
今度は25日移動平均線に上値を押さえられる形となっている。まだまだ25日移動平均線と75日移動平均線の間での動きが続くものと思われる。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。