家賃保証会社を選ぶときのチェックポイント

実際に家賃保証会社を利用するときに大事なことは何でしょうか。それは、契約する保証会社を複数にしてリスク分散させることです。保証会社と契約するときには、大手の会社だから安心と考えてはいけません。事実2008年には保証会社最大手だったリプラスが破綻し、多くのオーナーの方が混乱しました。そのため、どこか一つの会社に任せっきりにするのではなく、複数の会社と契約しリスクヘッジすることが必要でしょう。

家賃保証会社を選ぶ上でのポイントは、初回保証料の割合と、入居者に対する審査基準の厳しさの二つです。初回保証料の金額は、一ヶ月の家賃の30%〜50%ほどが一般的です。保証料は入居者が負担することになるため、保証料が高すぎると入居者が敬遠します。高すぎず、しかし不当に低すぎない、保証料を設定する会社を選ぶべきです。入居者の審査については、現在の職業、給与、滞納歴などが審査されますが、これが甘いと入居後にトラブルが発生することになります。審査基準については厳しいところを選択するのが無難でしょう。保証料や審査の基準についての詳しいことは、それぞれの会社のサイトに記載されているため、よく読んだ上で契約しましょう。

新たに不動産投資をはじめる方は、万全の事前調査と準備を行った上で始めることが大切です。

(ZUU online)

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